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2020/01/06 22:26

"なぜウエディングドレスはレンタルが主流なの?のお話"

欧米などではウェディングドレスをレンタルする人は少なく、新しいドレスを購入するか手作りします。

そのため衣裳替えはせず、一生に一度の思い出として一日中着ていることが多いそうですよ。

なんでこんなに日本のウエディングドレスはレンタルが多くてしかも高価なの?って思いませんか?

アメリカやヨーロッパではウエディングドレスをレンタルする人は少なくて

新しいドレスを買うか手づくりやリメイクして

大切な思い出として挙式からパーディーまで1日中着ている事が多いそうです。

“シンデレラ”の物語の中でもシンデレラはお母さんのドレスをリメイクして

舞踏会に行こうとしていましたよね。

日本でのウエディングドレスでの結婚式は、

和装の貸衣装(レンタル衣装)屋さんがウェディングドレスを貸し出した事が始まり。

明治時代、東洋の文化が日本に入って来て

結婚式という一生に一度の大切な日に

白無垢や色打掛、本振袖などいくつもの華やかな衣装にお色直しをしていました。

もちろん普段では着ることのできない高価な和装はレンタルするのが一般的。

ところが、当時の呉服屋さんは着物が日常着ではなく、

特別の日の晴れ着としての物になるにつれて 経営は苦しくなりました。

そこで、呉服屋さんは着物を貸し出すということを始めた事が

貸衣装が一般に普及した様です。

それに、和装の着替えやヘアメイクには特別な技術と時間がかかります。

着替えもヘアメイクも手軽なウエディングドレスが和装のデメリットを解消したことから 徐々に多くの花嫁さまに広がったとか^ - ^

しかし、日本には海外の生活文化に比べ社交界やパーティーが少ないので

ドレスに全く馴染みがないため 購入するといった発想もなかったんです。

 こんな歴史から、「ウエディングドレスはレンタルするものだ!」という文化が根付いているようです。

 ご存知の方も多いと思いますが、

一般的にウエディングドレスやカラードレスなどを式場以外で用意をする場合、

衣装の保管や管理を行う費用として「持ち込み料」がかかることが多く

持ち込み料の相場は

1点につきおよそ3万円~高いと10万円程度かかることもあるんです。

しかし、保管や管理といってもドレスのケアとしては 到着したドレスをカバーから出してもらえてハンガーにかけてもらえて

当日花嫁さまがお着替えをする部屋に運んでいただけるって言うのが

ベーシックな持ち込み時のサービスの様です。

私としてはアイロンをかけて頂けたりするといいのになって思います。

 

持ち込み料がかかるなら式場のレンタルにしよう!とか

住宅事情でドレスを購入した後の保管に困っちゃうっていう方も多い為

レンタルドレスを選択される方が挙式を上げる方の中の8割がレンタルしているようです。

[統計データ出典元:ゼクシィ結婚トレンド調査調べ]

 

レンタルのウエディングドレスの相場が40万前後という中

iro-iroのコットンのナチュラルなウエディングドレスとカラーベールを

何も式場やホテル事情を知らずに

私の好きなテイストで新しくウエディング事業を始めるホテルに営業をした事がありました。

そこで言われたのは

“少しカジュアルなタイプのドレスのニーズはあるけど

あなたのドレスは安すぎるのでお取り扱いができない”との返事

ウエディングを事業にした場合一番の稼ぎ頭はレンタルドレスだからドレスは安くできないんですって。

そしてインポートの借りると5-60万するドレスは平均5人の方に貸し出しその後処分すると聞きました。

レンタルドレスの売り上げが重要なら仕方がないかって素直に思った反面

違和感じちゃいました。

そしてレンタルドレスの結末もなんか悲しいな。

 ウェディングドレス選びはは一生に一度。

花嫁になる大切なプロセスです。レンタル、購入にかかわらず妥協は絶対にしたくないですよね。

色んな選択肢の中のレンタルの部分をお話しました。ご参考にして頂けたらと思います。

 

次はオーダードレスのお話を書きます。

 

あなたを最高に素敵に見せる満足できる大切な一着に出会えますように。

 ENJOY!


レースのケープ:https://iro-iro-make.stores.jp/items/5db5408a9658037f6763b640