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2019/12/19 21:30


小さい頃からなりたかった
洋服のシゴト

コレクションのランウェイは
きらきら輝いていて
装う事はこんなにもみんなに自信を与えて
ファッションってすごいって思えた。

みんなと違った自分らしいスタイルをして
色んな人に”おしゃれだね”って言ってもらえる事
すごくうれしかった。

アパレルで働いているときは
毎シーズン世界観を作って
毎日イメージを洋服にし
流行りのスタイリングも考えて…
そんなルーティーンを何シーズンも掛け持ちしながら
何も疑わず目の前にある半歩先の未来を見て
企業で全力で働いてました

でも企業である限り
買ってくれそうな顔の見えない大勢のために
作った平均点+αの洋服

周りからの評価、待遇のよさ、満足度もあったけど
気づいてしまった違和感

販売員さんがいろんな角度から満点になるように
お客様にご提案してくれてるけど
買って帰ってなんかあの時見えてた感じと違う
もしかしてこれ流行ってるけど 私に似合ってない?など
あれあれ?ってなっちゃう事も多いんじゃないかなって

既製服だからみんなが似合わなければいけないしみんなが買える値段じゃないといけない
セールしても廃棄しても会社が経営できる価格設定・・・
やっぱりちがう

新しい洋服って 楽しい気分になったり
自信がついたり 素敵に見せたり
着る人のひとりひとりの満足がとても重要でしょ

作り手はその瞬間を見たり

共感してもらえたら最高に幸せ

既製品よりは高いかもしれない

時間も手間もかかるかもしれない

好きな洋服達がセールや廃棄など
無駄で悲しすぎる事をしない方法で
着る人が笑顔になる
最高に輝く洋服をきちんと作ってお届けしたい

そんな想いがiro-iroのはじまり